治療について

東洋医学の原理原則では、身体の中を気のエネルギーが滞りなく流れていれば、病気の状態にはならないが、身体の外からの刺激（病原菌･ウイルス・身体に合わない飲食品･電磁波や放射線など）を受けたり、身体の中の血液循環不足などから起こる体力の低下・免疫力の低下が起きた時に、気エネルギーの循環が阻害されて病的な状態になりやすくなると考えます。

この、目に見えない微小な気エネルギーをよどみなく流れるようにして、患者様が持つ自然治癒力を引き出し、免疫力を高めて病状を改善するのが鍼灸治療の目的です。

できるだけ、病気になってから治療を始めるのではなく、普段の体のメンテナンスを大切に考え、日々の不調をできるだけ軽減・予防することにより、長く「健康を維持する」効果が期待できます。

鍼灸治療は、腰痛、膝痛、肩こり、頭痛、神経痛（坐骨神経痛、ヘルペス後神経痛、三叉神経痛）などの痛みをともなう症状に非常に効果的です。

また、筋肉の緊張をゆるめ、新陳代謝を高めるため、内臓の機能改善、自律神経系のバランスを整える効果もあります。

当院では、下記のような多くの鍼灸適応症の患者様がご来院されますが、近年、パーキンソン病など神経内科的疾患や、脊柱管狭窄症などの整形外科的疾患にも、鍼灸治療の効果が認められつつあります。ぜひご相談ください。

（難治性の疾患は半年以上の時間が掛かりますので、その点を考慮ください）

初めて御来院される場合は、概ね下記のような流れとなります。（まずはご予約下さい）